"オスピス・ド・ボーヌ・オークション"2016年 落札レポート!

毎年11月にブルゴーニュのボーヌで開催される 樽のワインオークション!

弊社はお客様の落札からお届けまでトータルサポートいたします!

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2016年度のオスピス・ド・ボーヌ・オークションは、11月20日(日)に開催されました! 今年は赤ワインが470樽、白ワインが126樽出品され、合計 596樽が出品されました。売上総額は、約840万ユーロに達しました。2015年は記録的な高値を記録しましたが、2016年は前年より25%少なく、近年続いた値上がり傾向から一変した結果となりました。 2016年は4月の霜害のイメージが影響しているのか、品質的には悪くない仕上がりにもかかわらず、総落札額は、839万9951ユーロという結果でした。昨年から25%減少してはいますが、それでも歴代の落札総額ランキングでみると、2番目に最も高い売上総額でした。ちなみに、1樽当たりの平均落札額は1万3833ユーロ ( 約 168万円)。安価なものは100万円弱の樽といった手ごろな価格で落札できるものもあるため、世界中からバイヤーが集まります。

現地メディアの情報では、オークションのバイヤーは、ヨーロッパ 77%、アジア 20%、米国 3% でした。オークションはその年のワインの市場価格を定めるバロメーターとなっていますが、オークションを取り仕切っている世界最大のオークションハウス「クリスティーズ」は、ブレグジットや米国のトランプ大統領誕生などの政治不安も本年の価格下落という結果に影響したとみています。

今年最も高値で落札された樽、 コルトン・ブレッサンド ( CORTON BRESSANDES GRAND CRU ) は、20万ユーロで落札されましたが、昨年の48万ユーロの半値にも及びませんでした。この最高値で落札された樽は、フランス パリにある3ツ星ホテル「クロード ベルナール サン ジェルマン」のオーナー Jean-Claude Bernard 氏 と、2013年のオークションでも最高値の樽を落札した中国茶の農園と翡翠(ヒスイ)鉱山のオーナー、Ms.Yan-Hong Caoさんが落札されました。情報元

オスピスのオークションは、完全予約制の指定席のため、入場チケットを手にいれるためには事前の登録手続きが必要です。500〜600人ほどはいる大きな会場も、年に一度の開催を待ちわびた参加者達で満席になります。入場時に、受付でオークションを取り仕切っている「Christies’s」のロゴがはいったパドルをもらいます。パドルの色は赤と白。今年は日本の法人顧客様からご依頼いただき、ご予算とご希望にそった樽を競り落とさせていただきました! 泣いても笑っても、一年に1度きりしか開催されないオークション。もし逃してしまったら、次は来年の11月まで待たなければならないため会場からは、なんとも言えない緊張感と熱気が伝わってきます。

一般の方はなかなか入場チケットを手に入れることができないため、会場の小さな窓ガラスには絶えず多くの見物人が覗き見をしていました。オークション会場の入口には、スクリーンが設置されており、その前にはたくさんの見物人。天気は良くても夕暮れになれば風が冷たくなり肌寒く感じる季節。オークションは、15時頃から夜21時頃までかかる長丁場にもかかわらず、真剣なまなざしで野外の生中継で放映されているスクリーンを見守っています。さすが、今年のワイン市場の価格を大きく左右するバロメーターとなるオスピス・ド・ボーヌのオークションが、多くの人々から注目されているということがお分かりいただけるとおもいます。そして何より、このオスピス・ド・ボーヌのオークションが注目されるほど、オークションは盛り上がり、より多くの落札収益が、ボーヌを中心とした恵まれない人々のための慈善事業や施設運営、医療機器の購入のために活用されるというのは、とても素晴らしいことですね。

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こちらは、元は慈善病院施設であった オスピス・ド・ボーヌの建造物の入口です。外側の屋根はグレーですが、内側の屋根は、オスピス・ド・ボーヌの代表的な臙脂や黄色の鮮やかな屋根になっています。ドアの向こうは、病院として使用されていた時代のオスピス・ド・ボーヌについて学べる有料の室内歴史博物館になっていて、入館すると内側の建造物を見学できるようになっています。

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建物の内側は鮮やかな屋根になっています。

Hospice de Beaune Cour et toits